2025/10/24
鹿茸(ろくじょう)は雄鹿のまだ角化していない幼角(※袋角・・・皮膚に覆われた柔らかい袋状の角)を感想したもの。
中国では腎の陽気を補い、働きを良くする「補陽薬」に類別されています。
★★★ 鹿茸の働き ★★★
・組織活性化作用⇒内分泌系・神経系・免疫系の働きを良くする⇒腰痛、発育・成長不良、筋力低下、骨粗鬆症、難聴に効く
・赤血球新生作用⇒赤血球、ヘモグロビンを産生する⇒貧血、立ちくらみ、血色不良、頭痛に効く
・性機能促進作用⇒生殖機能を改善する⇒性欲減退、勃起不全、不妊症に効く
・男性・女性ホルモン様作用⇒男性・女性ホルモンを活性化する⇒更年期障害、ホルモン失調に効く
・強壮・疲労回復作用⇒体の活動力を高める⇒全身虚弱、目のかすみに効く
・創傷治療作用⇒潰瘍(かいよう)、傷口を再生する⇒ムチ打ち、骨折、手足のしびれに効く
・利尿作用⇒尿の排泄を促進する⇒尿量減少、夜間頻尿、下肢水腫、むくみに効く
・強心・抗不整脈作用⇒心臓の働きを高める⇒どうき、むくみ、めまいに効く
『鹿茸 ろくじょう』には上記のような働きがあるとされています。