神経痛と漢方 | 井上隆成堂薬品

漢方ではからだの痛みを痺証(ひしょう)と呼んでいます。

痺とは「つまって通じない」という意味で、寒さ、湿気などの環境因子がからだの活動に必要な基本物質である気や血の流れを妨げた状態を指しています。

つまって通じない部分が「痛み」となって現れるのです。

痺証の代表的な症状が神経痛です。

神経痛には急性と慢性があります。急性の神経痛は環境因子の影響で起こりますが、慢性の場合にはそれに加えて病気に対する抵抗力が不足するなど、

体質素因がからみます。経過も長引き、治療も難しくなります。

 ◆神経痛に使う代表的な漢方◆

 五積散(ごしゃくさん)、鹿茸大補湯(ろくじょうだいほとう)、

 薏苡仁湯(よくいにんとう)、独活奇生丸(どっかつきせいがん)など

 上記の主な症状と処方は一例です。詳しくは経験豊富な各店のスタッフまで。

 悩んでないでご相談下さい。